1978年3月 名古屋大学文学研究科博士課程後期課程中退(フランス文学専攻)
1978年4月 愛知大学専任講師
1986年4月 愛知大学助教授
1997年4月 愛知大学教授
2016年3月 愛知大学退職
現在の主たる研究対象:18世紀フランス文学(主としてサド、レチフ)、現代韓国文学(主として李外秀)
A.著書
1. 2003年12月 『人はなぜ暴力をふるうのか』(共著、梓出版社)2. 2010年3月 『続 人はなぜ暴力をふるうのか』(共著、梓出版社)
B.論文
1.1979年3月 「『オクスティエルン、あるいは放蕩の不幸』 劇作家としてのサド」(名古屋大学文学部仏文学研究室「山川教授退官記念論集」)2.1980年1月 「サドにおける想像力」(愛知大学文学会「文学論叢」第63輯)
3.1982年3月 「『ソドム120日』における演劇的構成について」(愛知大学文学会「文学論叢」第69輯)
4.1985年12月 「サドとレチフの対立 『ジュスチーヌ』と『アンチ=ジュスチーヌ』(その1)」(愛知大学文学会「文学論叢」第80輯)
5.1986年3月 「サドとレチフの対立 『ジュスチーヌ』と『アンチ=ジュスチーヌ』(その2)」(愛知大学文学会「文学論叢」第81輯)
6.1986年3月 「Dictionnaire du francais non conventionnelにおける若干 の問題」(「愛知大学外国語研究室報」第10号)
7.1986年11月 「サドとレチフの対立 『ジュスチーヌ』と『アンチ=ジュスチ ーヌ』(その3)」(愛知大学文学会「文学論叢」第82・83輯)
8.1987年3月 「レチフ・ド・ラ・ブルトンヌのフランス語改革論と造語趣味」 (「愛知大学外国語研究室報」第11号)
9.1987年12月 「サドとレチフの対立 『ジュスチーヌ』と『アンチ=ジュスチ ーヌ』 (その4)」(愛知大学文学会「文学論叢」第86輯)
10.1990年3月 「1989年のサド」(愛知大学文学会「文学論叢」第93輯)
11.1992年3月 《Une lecture de Mauprat de George Sand: a la recherche de l'identite perdue》(「愛知大学研究室報」第16号)
12.1992年7月 「サド研究の現在」(愛知大学文学会「文学論叢」第100輯)
13.1992年10月 「サドとジャンヌ・テスタル事件」(愛知大学文学会「文学論叢」 第101輯)
14.1993年7月 「胡椒商人に感謝される作家ーサドの『小説論』におけるレチフ攻撃の一節をめぐって」(愛知大学文学会「文学論叢」第103輯)
15.1994年3月 「ラ・コストの城主サド」(名古屋大学仏文研究室「神沢栄三教授退官記念論集」)
16. 1999年3月 「サドの政治パンフレットにおける<mandataire>について」(愛知大学外国語研究室「外語研紀要」第27号)
17. 2000年12月 「想像力と火山-サドのリベルタンたちはなぜ閉じこもるのか-(その1)」(愛知大学語学教育研究室「言語と文化」第 4号)
18. 2001年6月 「フランス革命期に議員の意味で用いられた<mandataire>をめぐって」(愛知大学言語学談話会編『ことばを考 える 4』ある む)
19. 2002年2月 「想像力と火山-サドのリベルタンたちはなぜ閉じこもるのか-(その2)」(愛知大学語学教育研究室「言語と文化」第6号)
20. 2005年7月 「李外秀『勲章』について---父親との葛藤」(愛知大学語学教育研究室「言語と文化」第13号)
21. 2005年7月 (研究ノート)「韓国語における三子音の法則---フランス語を通して見た韓国語」(愛知大学語学教育研究室 「言語と文 化」第13 号)
22. 2006年7月 「フランス語改革論者レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ」(愛知大学言語学談話会編『ことばを考える 5』あるむ)
23. 2006年7月 「『オリン・ワンジャ』と『星の王子さま』---Le Petit Princeの韓国語訳と日本語訳をめぐって---」(韓国日本学聯合会『第4会国際学術発表大会Proceedings---日本学研 究の諸視角』)
24. 2006年11月 「Le Petit Princeの日本語訳と韓国語訳をめぐって---内藤濯訳と安應烈訳を中心に---」(韓国日本文化学会『日本文化学報』第31輯)
25. 2010年5月 「胡椒商人が感謝する作家とは?-----サド侯爵によるレチフ批判の名言をめぐって」(愛知大学言語学談話会編『こと ばを考える 6』 あるむ)
26. 2013年3月 (報告)「外国語授業でのiPhoneとiPadの利用」 愛知大学情報メディアセンター『COM』第38号)
27. 2015年3月 「李外秀『無目見る植物について」(愛知大学言語学談話会編『ことばを考える 7』あるむ)
C.紹介文など
1.1992年4月 「サドは共和主義者か、日和見主義者か」(岩波書店「文学」季刊第3巻第2号)2.1994年11月 「梅原北明と丸木砂土のことー我が国における昭和初期のサド紹介をめぐってー」(愛知大学フランス文学会「PLEU-PLEU」VI)
3. 2002年6月 (書評)「秋吉良人『サドにおける言葉と物』」(「日本18世紀学会年報」第17号)
4. 2008年3月 (書評)「秋吉良人『サド---切断と衝突の哲学』」(「図書新聞」2860号<2008年3月1日号>)
5. 2014年12月 (書評)「熊沢一衛著『フランス文学と死生観』(日本フランス語フランス文学会中部支部「研究報告集」NO.38)
6. 2015年6月 (書評)「マルキ・ド・サド著『閨房哲学』(人文書院<関谷和彦訳>)を読む」「図書新聞」3209号<2015 年6月6日号>
7. 2022年3月 「マルキ・ド・サドと丸木砂土(覚書)」(愛知大学フランス文学会
「PLEU-PLEU」XXXIII)
D.口頭発表の要旨
1.1976年12月 「サドにおける想像力」(日本フランス語フランス文学会中部支部「研究報告集」NO.1)2.1978年3月 「《Oxtiern》 劇作家としてのサド」(日本フランス語フランス文学会中部支部「研究報告集」NO.2)
3.1980年3月 「サドにおける<想像力>と<書くこと>」(「愛知大学現代研究会会 報」第2号)
4.1984年3月 「『ソドム120日』における<玉座の間>について」(日本フランス語 フランス文学会中部支部「研究報告集」NO.8)
E.翻訳
1.1988年3月 「サドの政治パンフレット2編 『パリの一市民よりフランス王 への建白』『法の認可方法についての意見書』」(愛知大学文学会「文学論叢」第87輯)2.1989年12月 モニク・ルバイイ編『ギロチンの祭典 死刑執行人から見たフ ランス革命』(ユニテ)[共訳:p.296-317を担当]
3.1990年12月 ドクター・カバネス『鞭と梅毒 ヨーロッパの一裏面史』(ユニ テ)[共訳:part 3,5,9を担当]
4.1992年4月 ドクター・カバネス『衛生博覧会』(ユニテ)[共訳:第2、3、6、8、9 話を担当]
5.1993年3月 ピエール・ダルモン『ロデスのうわさ 19世紀フランスの一大 まやかし裁判』(新評論)
6.1996年1月 ディディエ・ヌリッソン『酒飲みの社会史 19世紀フランスにおけるアル中とアル中防止運動』(ユニテ)[共訳:第2部、第3部を担当]
7. 1997年3月 「サドの政治パンフレット4編」(「愛知大学研究室紀要」第23号
8. 1997年11月 ピエール・ダルモン『癌の歴史』(新評論)[共訳:序、第1章〜第10章を担当]
9. 1999年9月 「サドの政治パンフレット5編」(愛知大学語学教育研究室「言語と文化」第1号)
10. 2005年10月 ピエール・ダルモン『人と細菌』(藤原書店)[共訳:第2編を担当]
11. 2007年11月 ミシェル・ヴィヴィオルカ『暴力』(新評論)
F.教科書
1.1981年3月 『フランスブラックユーモア選』(共編、ユニテ)2.1997年4月『フランセ・ファスィル』(共著、ユニテ)
3.2000年4月『フランセ・ファスィル(第2版)』(共著、ユニテ)
G.項目執筆
1. 1988年12月 約120項目 『小学館 ロベール仏和大辞典』(小学館)2. 2000年12月 「図象学」「カルチャー・ショック」 『スーパー・ニッポニカ2001』(小学館)
H.雑文
1.1983年10月〜12月 「サド自らを語る」 (タウン誌「月刊あんばらんす」10 月号〜12月号:廃刊につき連載中止)2.1983年10月 「ブイヤーベースと巌窟王」(ペンネーム「菊井好男」使用、タウン誌「月刊あんばらんす」10月号)
3.1983年11月 「ワイン・グラスと『眠れる森の美女』」(ペンネーム「菊井好男」 使用、タウン誌「月刊あんばらんす」11月号)
4.1983年12月 「ガール橋とルソー」(ペンネーム「菊井好男」使用、タウン誌 「月刊あんばらんす」12月号)
5.1991年7月 「海外留学記 ラコストの城」(「愛知大学通信」第87号)
6.1994年4月 「パソコンと語学学習・語学教育」(愛知大学外国語研究室「LLニュース」No.9)
7.1994年10月 「革命の国フランスー高校生の大決起大会(1990年)」 (愛知大学外国語研究室「LLニュース」No.10)
8. 1999年4月「日本語の中のフランス語」(愛知大学名古屋語学教育研究室「語研ニュース」No.1)
9. 2000年1月「オシフィエンチム紀行」(愛知大学名古屋語学教育研究室「語研ニュース」No.2)
10. 2001年3月「韓国語の勉強はおもしろい」(愛知大学フランス文学会「PLEU-PLEU」VII)
11. 2001年12月「私はなぜ韓国語にとりつかれたか」(愛知大学名古屋語学教育研究室「語研ニュース」No.6)
12. 2002年10月「1勝1敗のハングル能力検定」(愛知大学豊橋語学教育研究室「LLニュース」No.25)
13. 2003年2月「あっと驚く韓国語の比喩表現」(愛知大学名古屋語学教育研究室「語研ニュース」No.8)
14. 2003年12月「たばこ屋店主たちのストライキ-フランスの喫煙事情」(愛知大学名古屋語学教育研究室「語研ニュース」No.10)
15. 2005年12月「2006年度より仏検に準2級新設」(愛知大学名古屋語学教育研究室「語研ニュース」No.14)
16. 2006年12月「電子辞書の使い方」(愛知大学名古屋語学教育研究室「語研ニュース」No.16)
17. 2007年12月「ランニングホームラン」(愛知大学名古屋語学教育研究室「語研ニュース」No.18)
I.口頭発表
1.1976年10月 「サドにおける想像力」:日本フランス文学会中部支部秋季大 会[於・岐阜大学])2.1977年12月 「《Oxtiern》 劇作家としてのサド」:日本フランス文学会中部 支部秋季大会[於・金城学院大学])
3.1979年9月 「サドにおける<想像力>と<書くこと>」(愛知大学現代研究会第 12回例会にて)
4.1983年10月 「『ソドム120日』における<玉座の間>について」(日本フランス 文学会中部支部秋季大会[於・中京大学])
5.1992年1月 「サドにおける悪徳の言葉と美徳の言葉」(愛知大学言語学談話会公開講座)
6.1995年11月 「レチフ・ド・ラ・ブルトンヌのフランス語改革論について」(愛知大学言語学談話会公開講座)
7.1997年1月 「18世紀フランスの作家レチフ・ド・ラ・ブルトンヌの造語癖について」(愛知大学言語学談話会公開講座)
8.1997年9月 「パソコンを用いた語学教材の作成について」(愛知大学言語学談話会公開講座)
9. 1999年10月 「想像力と火山:サドのリベルタンたちはなぜ閉じこもるのか」(社会思想史学会、インフォーマル・セッション「近代市民社会と暴力」)
10. 1999年12月 「フランス革命期に議員の意味で用いられた《mandataire》をめぐって」(愛知大学言語学談話会公開講座)
11. 2001年5月 (講演)「サドの人生と幽閉生活」(名古屋テレビ・朝日新聞主催「クイルズ」試写会:於中小企業センター)
12. 2002年1月 「日本語話者がフランス語を通して見た韓国語・韓国語を通して見たフランス語」(愛知大学言語学談話会公開講座)
13. 2002年10月 「日本語話者がフランス語を通して見た韓国語・韓国語を通して見たフランス語(その2)」(愛知大学言語学談話会公開 講座)
14. 2005年1月 「韓国の現代作家李外秀の小説における表現について」(愛知大学言語学談話会公開講座)
15. 2005年9月 「フランス語初級学習者の弱点について」(愛知大学言語学談話会公開講座)
16. 2006年5月 「韓国におけるLe Petit Princeの翻訳事情」(日本フランス語フランス文学会中部支部春季大会[於・名古屋市立大学])
17. 2006年7月 「『オリン・ワンジャ』と『星の王子さま』---Le Petit Princeの韓国語訳と日本語訳をめぐって---」(韓国日本学聯合会主催、第4会国際学術発表大会[於・韓国・韓南大学])
18. 2006年9月 「サンテグジュペリ『星の王子さま』の日・韓翻訳事情」(愛知大学言語学談話会公開講座)
19. 2006年10月 「セッション「暴力論の研究」」(共同発表、社会思想史学会[於・法政大学])
20. 2007年10月 「セッション「暴力概念の変遷」」(共同発表、社会思想史学会[於・立命館大学])
21. 2008年10月 「レチフの『アンチ=ジュスチーヌ』における猥褻表現について」(愛知大学言語学談話会公開講座)
22. 2009年9月 「韓国語と日本語における略語について」(愛知大学言語学談話会公開講座)
23. 2010年9月 「レチフ・ド・ラ・ブルトンヌの言葉遊び」(愛知大学言語学談話会公開講座)
24. 2011年5月 「胡椒売りが感謝する作家とは? ---サドのレチフ評をめぐって」(愛知大学言語学談話会公開講座)
25. 2012年4月 「レチフのサド侯爵評をめぐって---再生産の追求と破壊の追求---」(愛知大学言語学談話会公開講座)
26. 2013年7月 「サド侯爵の遺書を読む」(愛知大学言語学談話会公開講座)
27. 2014年7月 「韓国の現代作家・李外秀の作品世界」(愛知大学言語学談話会公開講座)
28. 2015年4月 「李外秀の長編小説『碧梧金鶴圖』について」(愛知大学言語学談話会公開講座)
29.2016年10月 「翻訳について考える」(愛知大学言語学談話会)
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